【タイプ1とタイプ6】の違い!《2つのタイプの違いシリーズ》

タイプ1

タイプ判定でタイプ1とタイプ6で迷うケースでは、判別がとても難しくなるかもしれません。

これは、タイプ1の「完璧にやれるかどうか」という不安と、タイプ6のあらゆることに対して感じる不安とが似て見えるからともいわれます。今回は、両者の微妙な違いに注目して見分けるポイントについて書いてみます。

(※同じタイプでも、全く同じ人はいません。記事の内容はすべてのタイプ1とタイプ6に当てはまるものでは無いことを、ご了承くださいませ。)

エニアグラムについては、専門家の間でも意見が分かれることがよくあります。今回の内容は見解の一例として読んでいただけますようお願いします。

ネガティブな反応の違い

ものごとが上手くいかない時、タイプ1は怒りをため込む傾向が強いのに対し、タイプ6は素直に怒るかもしれません。

他者に対するタイプ1のネガティブな反応は、相手に対してイライラする傾向があります。たとえば、「なぜこれをやってないの?」とか「なぜそんなに怠け者なの?」と感じたりします。

一方、タイプ6は相手を疑うかもしれません。「あなたは何者なの?」とか「何が目的?」というように感じるのが特徴的です。

自信の程度に注目する

一般的に、タイプ1の意識は自分に向いていて、タイプ6と比べると自信があり自立した印象を与えます。一方で、タイプ6の意識は自分の外に向いていて、多少かまってほしい印象を持つことがあるかもしれません。

タイプ1は、正しくあることに重きをおくタイプです。自分なりの「正しい基準」を持っているため、言動にそれほど迷いを感じさせません。一方で、タイプ6にはタイプ1のような強固な基準がないため、言動に迷いを感じることがあるかもしれません。

ただし、タイプ1の自信は見えにくいことがあります。「正しい基準」を他者に押しつけたり、自信満々な態度をとることは「良くないこと」として自制しているからです。(実際は、タイプ1も自分の言動に対するまわりの反応にとても頼っている面がありますので、自信満々というわけではありません。)

またタイプ6は「強い人」をよそおうことで、自分を守ろうとする特性が表れることがあります。こういったケースでは、逆に自信満々に見えることもあると思います。

人に合わせる心理に注目する

タイプ1もタイプ6も、他者の意見に合わせることがあります。

タイプ6は安全や協調性の観点から他者の意見に合わせることがあるようですが、タイプ1はタイプ6に比べると他者に合わせる印象をあまり与えない可能性もあります。

タイプ1は自分の基準を持っているので、自分の意見をはっきりと持っていることが多いですが、自分が正しいと主張したり、自分の基準を押しつけたりするのは良くないことで、他者の意見やあり方を尊重することがマナーだという感覚があります。そのため、結果的に相手の意見に合わせることになっても、自分をおさえることを選ぶことがあるようです。

次に、タイプ1とタイプ6が誰かから謝罪を受けた時の心の動きに注目します。あくまでも傾向ですので、十分ご注意ください。

早い段階で、こちらからタイプ6に謝った場合(状況にもよりますが)「この人は信用できるかもしれない」と思ってくれるかもしれません。タイプ6にとって謝罪することは、いわば「安全」を脅かす可能性のある行為なので、簡単なこととは思っていないからです。

一方、タイプ1の場合は、謝罪した事実よりも、こちらが間違ったという事実に意識が向かってしまうことがあるようです。

問題解決力に注目する

タイプ1は自分の基準を持っていることに加え、能力重視の特徴があります。そのため問題解決の能力や、決断力が高い傾向です。タイプ1に相談を持ちかけると、明確で実用的な答えが返ってくることが多いようです。

一方で、タイプ6は自分が向かうべき方向に向かっているかどうかを確認できるような指標や他者を見つけようとする傾向があります。

心配する時の動機に注目する

タイプ1とタイプ6はどちらも心配事が多い傾向にあります。タイプ1は完璧にできないことを心配し、タイプ6は安全かどうかを心配します。

たとえば歯をみがくにしても、タイプ1は「間違ってはいけない」と思いながらみがくし、タイプ6は自分を疑いながらみがく傾向があるといいます。

服装を決める時は、タイプ1は「今日会う人たちは、自分がどんな服を着ていくことを望んでいるだろう?」と考え、タイプ6は服に関しても様々な意味での安心や安全を得られるように決めることが多いようです。

これらの性質は、表面的にはそれほど違いがないように見えますが、動機は明確に違っています。エニアグラムでは、本人さえも気づいていないような隠れた動機を見きわめられるかが鍵となります。

エニアグラムは自己を成長させ、他者のあり方を尊重することで、より良い人間関係を可能にする偉大な知恵といえます。運用の際は、思いやりが大事です。
内容は現時点でのベストを尽くしていますが、エニアグラムの理解は日々深まっていくものなので、随時情報を加えたり改善しています。
タイトルとURLをコピーしました